婚活黙示録ワタシ

婚活の悪戦奮闘記、になる予定。

C君

この方とは、店舗での引き合わせで会いました。 なかなかコンタクトが成立せず、グチをこぼしていた私のために、コンシェルジェさんが探してきてくださったお相手です(⌒-⌒; ) C君は、会った瞬間、聡明さが伝わってくるようなお顔立ちの男性でした。なんていうのかなー、前頭葉が出っ張ってて、唇が薄く、キュッと口角が上がったお顔です。職業は理系の研究職で、イメージにぴったりの外見でした。 C君は結構よくしゃべるタイプらしく、自分主導で会話を進めていきます。プロフィールを見ながら、気になるところを私に質問し、自分の趣味や仕事なんかについても、私が聞く前に自分でどんどん話していきます。 会話の流れとか、考えなくていいので、楽は楽なんですけど、なんというか一問一答で…まるで、就職の面接を受けているみたいでした。 あとこの方、理系男子らしいと言えばらしいんですけど、自分が気になったことはとことん突っ込んでくるタイプらしく、私がプロフィールに書いていた趣味にに対して、「それって必要なんですか?」、「〜で十分じゃない?」的なツッコミを入れられまして…。そりゃ、そうかもしれないけど、それを言っちゃあ身も蓋もないよーと、叫びたくなる(´Д` ) こういうとき、とっさにその場を穏便に済ませようとしちゃうタイプなので、とりあえずこちらが折れる形で、笑顔でやり過ごすものの、私の中に溜まっていくイライラ感。 C君みたいな人、私の周りの理系男子には結構います。彼らは、ただ、自分の考えを言っているだけで、相手を批判するつもりなんて、きっと全然ないんです。実際、全く間違ったことを言ってる訳でもありませんし、男性同士の会話なら、あるいはラボの中なら、これで通用するんでしょう。 でも、会話の仕方ひとつとったって、場や相手次第で求められるあり方は違ってくるんじゃないでしょうか。 ある場所で通用するやり方が、他の場では全く通用しなくなることだってあるんです。 ここはお見合い、初対面の女性との会話の場。普段の自分の生活の中でのルールをそのまんま持ってきたって、それが上手く機能するとは限らない。 無難に共感や理解を示しつつ、ひとまずは相手の意見を受け入れる。これって、女性との会話に限らず、割と万人受けする会話術だと思うんですけど、女性慣れしてない男性って、できない人が本当に多いです。 C君は悪い人じゃないと思うけど、会話慣れしてなくて、余計な一言で墓穴を掘るタイプみたいですね。 きっと、優秀な方だと思うんですけど、なんだか会社の上司と話している気分で、どうにも異性としては見られそうにありませんでした。 せっかくコンシェルジェが引き合わせてくれたお相手ということで、一応はイエス回答し、お相手からもイエスを頂いたのですが、結局2回は会わないまま、自分からお断りしてしまいました。